人物撮るならCanon!!!
って、よく言いますよね。
が、カメラ手にして3年。馬鹿高いレンズも買ったけどSONYのミラーレスに乗り換えちゃいました。
なぜレンズも揃えていたのに、
スポーツなら一眼レフ!
って言われているのにミラーレスに乗り換えたか、
一眼レフかミラーレスか悩んでいる方は是非参考にしてみてください。
一眼レフカメラとミラーレスカメラの違い
ファインダー
まず違いからざっくり説明していきます。
ミラーレスカメラ…電子ビューファインダー
と、ファインダーの違いがあります。
で、光学と電子で何が違うの?というところですが、
いやもうね、これ神。
パシャリ→確認
設定変える→パシャリ→確認
この工程がなくなるんですよね。
時間短縮!!最高でしかない。
カメラに内蔵されている鏡にそのまま映ったものがファインダー越しで見れるので、光学ファインダーは実際の映像とのラグがありません。
電子ビューファインダーは一度映像化しているので若干、ラグがあります。
若干!
なのでスポーツ撮りに向いてないなんて言われちゃっていますが、実際使用してるとそんなに大差は感じませんね。個人的には!
一眼レフ=光学ファインダーは鏡に映ったものをそのままファインダーに映していますが、ミラーレスはレンズを通して集めた光を映像化しています。ようわからんて方は鏡がないんだ!だからミラーレスなんだ!でOK。
重量
一眼レフ>ミラーレス
これはもう野球撮ってると100gの違いでも結構変わるんですよね。ごついカメラだとレンズと合わせて3キロ近くあります。
腕もげます。
ミラーレスには鏡がないのでその分軽く済むんですよね。野球観戦に行くのであれば、飲み物にタオルに持ち物が意外と増えます。春だとブランケットないと寒いし夏はタオル何枚あればええんやという意外と重装備になるし。
軽いに越したことはない!
バッテリー
ミラーレスのデメリットになりますが、バッテリーの持ちです。
ファインダーが電子ビューの為、常に電力を使っている状態なんですね。鏡は電力使いませんから。
なのでバッテリーの持ちが一眼レフと比べると早いですが、そもそも一眼レフで本気で写真撮っている人って、基本的に予備バッテリーを持っています。
なので、そこは二個になっても三個になっても個人的には大差ないかな、と。個人的には考えています。
あと、ミラーレスはスマホのポータブル充電器のようなポータブル充電ができるので予備バッテリーなくてもいけちゃいますね!コード色々くっつけながら撮影はしにくいので予備バッテリー派ですが。
フォーカスエリア
圧倒的に違う!一眼レフはどの機材も中央に寄ったフォーカスエリアですが、ミラーレスは構造上画面一杯。
このフォーカスエリアが広いと、例えば
- 唐突に選手が動き出した時
- 狙っていた方と違う方へ動き出した時
- 緊張で手がめちゃくちゃ震えて撮りたい選手がファインダーの端に行ってしまったとき(ピンチの時とか震えるんですよ、手)
こういった時に、例え選手がファインダーの端にいてもそこにピントが合うようになります。
フォーカスエリアは広いに越したことはありません。
画質
「画質は一眼レフの方がいいんでしょ?」
と、言う人、多いですよね。でもそれって、
「一眼レフってすごい!」
ってイメージでそう発言している方がほぼほぼだと思うんですけどね。そんなことないんですよ…?
ミラーレスカメラは最近流行りだしたカメラなので、先入観が入ってしまっているのだと思います。
鏡の有無で画質は決まりません。一番はセンサーサイズの違いです。
光を多く取り込める=画質がいい
は、間違いではないです。情報を沢山取り込める、という表現がわかりやすいですかね。
なので画質に関しては一眼レフかミラーレスか、というわけではなくセンサーサイズの違いで差が出てきます。
Canonの一眼レフからSONYのミラーレスへ乗り換えた理由
ミラーレスカメラの技術の進化
前述で、ファインダーの違いを説明致しましたが、数年前までのミラーレスは電子ビューファインダーのおかげで実際の動きとラグが目立つほどありました。
ちょっと何言ってるかわからないっていう方は、またまたお手持ちのスマホでカメラを起動して、目の前で高速に手を振ってみてください。ちょっと遅れてスマホの画面に映りますよね?
このせいで、長年ミラーレスは動く被写体など、スポーツ撮影には不向き!と言われていました。悲しい…。
しかし!最近のミラーレスは、一眼レフと遜色がないほどラグがありません。
むしろ、ラグさえなければ
・カメラの設定がそのまま映像としてシャッターを切る前からわかる→一々シャッターを切って写真を撮って設定を確認して、少し変えてまた撮って確認して…なんて手間が省ける!
とにかく手軽
一度ミラーレス手にして撮ったらもう戻れないです…。
一眼レフ重い…。
高校野球では一脚を使用しての撮影はOKとしている球場が多いですが、一眼レフ+一脚。凄い荷物だ。
あとなんか一脚はガチ感あるので私は手持ち派なんです。ガチで撮影してるけど。なんかね、うん、恥ずかしいんです。
うわガチじゃん!って思われたくない感じ。なのでよく白レンズマウントとか聞きますが白レンズに一切興味がない…。白使ってるけど。黒染めしたいですね。
ミラーレスの未来性
家電屋さんに行って、スタッフさんに
「野球撮りたいんですけど…」
というと、ミラーレスをおすすめされないなんてことはまずあり得ないと思います。
一眼レフを見てても
「ミラーレスは検討していないんですか?」
と聞かれることがほとんどだと思います。聞かれましたもん私。
反対に、ミラーレスを見ていた時に
「一眼レフは検討していないんですか?」
と聞くスタッフさんは私の体感ですが、まあいないですね…笑
なぜか。
カメラ界隈各社は今、ミラーレスカメラに注力しているからなんです。
そもそも、今現在のミラーレスのデメリットは、実際の動きとのラグくらいしかありません。それも今出ているミラーレスは一眼レフと遜色はないのですが…。
- 技術の進化で今後どうにでもできるのがミラーレス
- すでにこれ以上のスペック高いものは出せそうにもないものが一眼レフ
端的に言うと、そのような感じになりますね。
各社がたまに一眼レフの新作を出すのは、
だそうです。ヤマダ電機のお兄さんが言ってました。
一眼レフユーザーが多いと、必然的に一眼レフ用のレンズを持っていることになります。
と言うことはつまり、新しく今からミラーレスには買い替えづらい、一眼レフの新作なら購入を検討するというユーザーの多さがなかなかミラーレスに移行できない理由みたいです。確かに〜!ってなりました。
CanonよりSONYの色味が好きだった
あとは、なぜCanonのミラーレスではなくSONYにしたかというと、
あとは、SONYのミラーレスの技術は各社の数年先を行くらしいのでSONYにしました。
写りの段階でもうCanonは候補から外れていたんですけど、NikonかSONYかを選ぶ時、やはりNikonのセンサーはSONY譲りのようで、だったらSONYのがいいに決まってるじゃん!なんて理由で決めました。
写真は愛で撮れ
私は今回のような理由で一眼レフからミラーレスにしましたが、勿論一眼レフは終わりだ、なんて言っているわけではありません。
細かく、本当に細かく見たときのAFの食いつき(被写体にAFが合う速さやどれだけその被写体にAFがついていってくれるか)などは、コアなカメラマニアからすると、若干一眼レフの方がいいような…?という話も聞きます。
ただし、高校野球を撮るには愛が必要です。いいカメラであっても、カメラを構えていなければシャッターチャンスすらありません。AFの食いつきとか、そういう問題ではありません。
自分は何がどういう風に撮りたいのか。そういう面でも選ぶカメラは高校野球というジャンルでも違ってくると思います。
- 選手の華麗なグラブ捌きが撮りたいのか
- 表情を撮りたいのか…
等々。
自分の撮りたい写真が撮れることで、カメラ技術も向上していきます。そして、
その思いを忘れずに、自分に合ったカメラを探していきましょう。
楽しいカメラライフを〜〜〜!
photohito
ここ、めちゃくちゃおすすめです。
自分が検討しているカメラの作例がわかるのですが、カメラ+レンズも選べて作例を検索できるんです。
よければ参考にしてみてください。私もめちゃくちゃ役立ちました。